祭りのあと…
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2008年5月6日

裏山で発見されたなぞのクリーチャー

>お参りにきた人のお供え物のまんじゅうを食べて生きる
>天敵は霙姉

>>しかし最近はピンク色のハカモドキが増え
>>お墓に擬態出来ず餌を取る事が難しい為絶滅の危機に瀕している
>しかし一部都会派ハカモドキはカラスが胡桃を道路に置いて割るように、適応する能力を持っていた
>今ではワタユキジゾウモドキとして
>可愛いワタユキを演じておにぎりやお饅頭をもらって生活してる
同日保管庫山の自宅がアク禁の巻き添えを食らった
2008年3月14~15日ホワイトデー
ねぇまだこないの?郵便山…
またCコースか!!
郵便受けが開いたり閉じたりしている…
フォトかな?いや、違うな…フォトはもっと、バァッ!て届くもんな
待ちきれないなぁ、これ?うーん、届かないのかなぁ?
おーい、届けてくださいよ、ねえ!


>霙姉がしょぼくれてるのかと思った
「」が落ち込んでやる気ぜろ~

霙姉のおやつ係が居ない

霙姉いじける

週末だ!

更新がないので「」が更に落ち込む

ご飯もでない

終末だ!
「」の至言:フォトで荒れた心はフォトでしか癒せねーんだよ!!!
2008年3月3日ひな祭り/青空の誕生日おめでとう祭り
08/03/03(月)08:33:01 No.28488139
<1>
男が来てはじめての雛祭りなので、物珍しいのだろうか。年少組みの子たちにとっかえひっかえお内裏様の役をやらされ、即席の雛壇に座らされた。春風さんは予定事項だったとしても霙姉さんにまでせがまれた時には多少驚いたがそれも霙姉さんらしいか。
「お兄ちゃん、良く似合ってますよ」
勿論、お内裏様の衣装は日ごろコスプレ能力を発揮している蛍作成のものだった。コスプレ好きな彼女のことだ、きっと自分の衣装も作ってあるのだろう。あとでホタとも座ってやらねばな・・・。
「この衣装良く出来てるよな。ホタは裁縫とか料理とか得意で良いお嫁さんになれるよ」
「ふふっ、ありがとうお兄ちゃん。」
ゾクッ・・・春風さんの方から凄まじい気配を感じたっ
08/03/03(月)08:33:23 No.28488148
・・・
みんなともう座り終わり年少組みは五人官女ごっこだの甘酒だのに夢中になっていた。
「チビたち夢中になって楽しそうだな。これもオマエがきてくれたからだ」
ふと、ヒカルに話しかけられた。ヒカルはトレーニングから帰ってばかりなのか、ジャージ姿だった。
「ヒカルはお雛様にならないのか?」
「バっ、バカ。そんなの似合わないだろっ」
ヒカルはそう言い捨てるとプリプリしながらシャワーを浴びに行ってしまった。
「機嫌よさそうね、ヒカルちゃん。実は去年まではヒカルちゃんがお内裏様役をやってくれてたんですよ」
「そうなのか、ホタ?じゃあ、やっぱあいつもやりたいのかな?」
「そう思ってヒカルちゃんの着替えをお着物にすりかえておきました!!」
そういってホタはヒカルのスポーツブラをふりふりした。
ホタ!なんて恐ろしい子っ。
08/03/03(月)08:33:43 No.28488155
・・・数分後、ヒカルとホタのやり取りが聞こえてきた。
「ちょっとー、私の着替えがないんだけどー」
「ふふふ、その着物を着てください」
「なんで私がっ!!」
「いいからいいからー」
・・・着飾ったヒカルが遠巻きにこっちを見ている。なんだかその姿も微笑ましいね。
「なっ、何か変か?」
「いや、良く似合ってたから見とれてた」
「っつつつつーーーー」
ヒカルちゃんはとっても照れている
「蛍っ、変なナレーション入れるなっ。」
「いや、ホントに綺麗だよ。」
「べっ、別にこれは着たくてきてるんじゃなく、蛍が無理やり・・・」
「去年までヒカルがお内裏様をやってくれてたんだろ?」
「…私だってお雛様をやりたかったさ。でもしょうがないだろ・・・」
「だから、今年からはヒカルがお雛様だっ」
「…オマエ/// いつも余計な気を」
なんだかんだいって満更でもないヒカルさんでしたとさ。

2008年3月3日 SS祭り?テーマ:夏
08/03/03(月)11:23:02 No.28493228
姉妹がたくさんいるのはいいことだが、時たま対等な関係で遊びたくもなる。
そんな時に遊び相手にもってこいなのがヒカルだった。
海でもお昼を食べたらみんな休憩モードに入り、少し遊び足りなかった。
「オマエ・・・退屈か?」
あくびをかみ殺していたのを見ていたのだろう。ヒカルが声をかけてきた。
「ん、割と楽しんでるよ。けど、もう少し泳ぎたいかな」
「じゃあ、私と一泳ぎしに行こう」
「ヒカルみたいに早くは泳げないぞ。」
「私が合わせてやる」
そういって笑いながらヒカルは手を引っ張ってくれた。
08/03/03(月)11:23:37 No.28493246
「じゃあそんなわけで少し泳いでくるから」
みんなにそう伝え泳ぎに行く。
「気をつけてくださいね~」
ホタが見送ってくれるが、どうも男の本能というべきか、ついついホタの柔らかそうな胸の名札の部分に目が行ってし

まう。
「??名札がどうかしましたか?」
「いや、なんでもない。ホタって○○組なんだな~って。担任は××先生だっけ?」
「そうですよ~。お兄ちゃん、ホタの先生の名前まで覚えててくれたんですね~」
その無理やりに誤魔化す様子をヒカルはジト目で見ていたが、そんな視線に気づくことができなかった。
08/03/03(月)11:24:07 No.28493264
ズババババ!!!
「ちょっ、ヒカル!ペース速すぎだろ!!」
「これぐらい付いて来い」
「さっきペース合わせるって言った!!」
そういうとヒカルは止まってくれた。
だが、いきなり止まられてもこっちは急に止まれないっつーの。
「ひゃあ。」
ヒカルの胸元へ突っ込んでしまった。
ぶくぶくぶく・・・
「けほっ。大丈夫かヒカル?」
幸い足が付くところだったのであまり被害はない。
しかし、ヒカルは胸元を押さえてモジモジしていた。
なんだ腹でも冷えたのか?
08/03/03(月)11:24:27 No.28493277
「オ、オマエ・・・さっき、どこ触った?」
「え?どこか触ったか?」
「胸・・・触っただろ」
ヤバ、どうやらさっき衝突したときに触ったしまったようだ。
「ご、ごめん。ヒカル。触るつもりはなかったんだ。」
「///うん。事故だったからな。・・・///それで、触ってどうだった?」
マズイ、ここで選択肢を間違ったらデッドエンドだ。
ヒカルのおっぱい、やーらk・・・硬い?
イヤイヤ、ここは乙女心を傷つけないためにも、胸の話からは遠ざかったほうがいいだろう。
「いやいや、一瞬のことでなんのことかわかんなかったし。」
「そ、そうなのか。なら――」
「全然、胸を触った感触なんてなかったからさ。その気にしないで・・・」
そう言った瞬間、ヒカルの目から涙が滲んだ・・・
08/03/03(月)11:24:49 No.28493292
どうしたんだ。何も選択肢は間違えなかったハズ・・・
っーか、一瞬殴られると思ったから、泣かれると対応に困ってしまう。
いつものヒカルじゃない?
「ぐすっ…私の胸ってそんなに感触ないかな。」
ヒカルは自分の胸をぺたぺた触っていた。
「蛍の胸はあんなに見ていたくせに、私の胸には全然反応しないし・・・」
「どうしたんだ?泣くなんてヒカルらしくないぞ?」
「私らしいって何だ!!オマエは、オマエはっ」
「・・・」
「私だって、オンナノコなんだっ。春風のようにフリフリの水着も着たいんだっ。だけど、そんなの私のキャラじゃな

いなって。今回だって蛍に見立ててもらってフリフリのビキニを買ってみたんだ。だけど、やっぱりオマエと遊ぶんだ

ったら競泳水着の方がいいかなって。オマエ、私のこと遊び相手だと思ってるふうだしさっ。」
ヒカルは一気にそう捲くし立てると、またえぐえぐしだした。
08/03/03(月)11:25:19 No.28493306
そうだヒカルも女の子として扱われたがっていたんだ。
交換日記でも王子様事変や甘い物騒乱記でそう匂わしていたじゃないか!!
ヒカルを女の子として見ず、良い遊び相手として接していたことに後悔した。
「ヒカル・・・ごめん。ヒカルを男勝りにしていたのは俺のせいでもあったんだな。」
「えぐえぐ・・・いまごろ気づいたかばかぁ」
ヒカルが落ち着くまでずっと傍にいてあげた。
・・・
「なんか、みっともないところみせちゃってゴメン。」
「いや、俺が悪かったんだ。」
「けど、私を女の子の部分を見せたのはオマエが初めてなんだからなっ」
「?」
「責任・・・取れよっ」
ヒカルはぶっきらぼうにそう言うと恥ずかしそうに顔をそらした。

2008年2月13~14日
カードが届いたよイヤッホー祭り

カード届かなかった残念祭り
をimgベビプリスレにて同時開催中!!!

08/02/14(木)04:03:22 No.27235447
 その日、家に帰ると自分の机の上に小さな包みがあった。
 リボンに挟み込まれていたカードを開くとただ一言。
「勘違いするな」
 最後に「麗」という小学四年生にしては達筆の部類にはいるであろうボールペン書きの署名まで。
 やれやれ。僕は苦笑いをしてカードをたたむ。
 そういえば、この前あった鉄道模型のイベントで、限定品の鉄道コレクションを余分に買っておいたっけ。と思い出す。
 それならお返しの受け取りを拒否されることもないだろう。
 一人頷くと、僕は早速包みを開ける。
 彼女にチョコの感想を伝えて、照れた顔を見るために。
08/02/14(木)17:12:52 No.27262361
「珍しく吹雪も参加してるんだから麗もどう?」
 玄関から自分の部屋へと、台所の脇を抜けようとしたところで、海晴姉さんが声をかけてきた。
「私は、別に」
「そう? でもいつでも歓迎よ? あーっ、吹雪!」
 なにかトラブルが発生したらしいのをいいことに、引き留めようとする姉さんをなんとかやり過ごして自分の部屋へ。そのまま、服も脱がないままでベッドに倒れこむ。
「どうしよう、かな」
 昨日からのみんなの騒ぎに当てられたのか、帰り道に小さなチョコをひとつだけ買ってしまったのだ。
「ほんと、バカみたい」
 台所からだろう歓声が、くぐもって耳に届いた。